婚活で敬語はいつから外す? お相手はいつから下の名前で呼ぶ?

日本語にはタメ語から尊敬語や謙譲語など話し方が色々。呼び方も、「〇〇さん」「〇〇子さん」「〇〇ちゃん」「呼び捨て」など、距離感やニュアンスが異なりますよね。
しかし──たかが言葉づかい、呼び方と侮るなかれ。
場合によっては、せっかく温めてきた交際が一瞬で終わってしまうこともあります。
この記事では、婚活における敬語の使い方と呼び方のマナーについて、男性目線でわかりやすく解説します。
婚活は敬語を使うのが基本
婚活では、基本的に『丁寧語 + 美化語』をベースにお話しすることをおすすめします。
まずは敬語の分類を確認しておきましょう。
尊敬語:相手の動作を高める。(例:「いらっしゃる」「おっしゃる」)
謙譲語Ⅰ:自分を下げて相手を立てる。(例:「伺う」「申し上げる」)
謙譲語Ⅱ(丁重語):自分側の行動を丁寧に言う。(例:「参る」「申す」)
丁寧語:「〜です」「〜ます」で配慮を示す。
美化語:名詞を美しく表現する。(例:「お料理」「お酒」)
話し方で「誠実さ」や「安心感」を伝えることが、婚活では何より大切です。
初対面での呼び方は「苗字+さん」が鉄則
初対面では、(苗字+さん)が鉄板です。苗字が分からない場合などを除き、これ以外の選択肢はありません。
お見合いや初対面の場で「〇〇子さん」などいきなり下の名前で呼ぶのはおすすめしません。
たとえフレンドリーに見えても、相手によっては「馴れ馴れしい」「軽い」と受け取られるリスクがあります。
特に女性との会話に苦手意識がある男性ほど、安全な“苗字+さん付け”を徹底しましょう。
呼び方や話し方を変えるタイミングは?
結論から言うと、男性が意識的に話し方をタメ語にしたり、お相手の呼び方を変える必要はありません。
唯一の例外は、お相手から「もう敬語はやめましょう」や「呼び方は〇〇って呼んでください」と提案されたときです。
恋愛指南書などでは「敬語はなるべく早く外せ」とか、「呼び方一つでで親近感が変わる」と書かれていることもありますが、これは誤解です。
相手の気持ちがまだ温まっていない段階で急に呼び方を変えると、女性は「違和感」や「警戒心」を抱いてしまいます。
もちろん、お相手が心を開いていれば問題ありませんが、焦る必要はありません。
敬語だと距離が縮まらないはウソ
敬語でも、苗字+さん付けでも、距離を縮めることは十分に可能です。
むしろ女性は、男性に対して本能的に警戒心を持っています。
だからこそ、いつも穏やかで丁寧な言葉づかいをする男性の方が、ずっと信用されやすいのです
また、ひとえに敬語といっても、表情や話し口調、イントネーションでタメ語っぽい雰囲気を作ることもできます。
ちなみに私は、スタッフや会員さん、協力会社など、誰と話すときも敬語+苗字さん付けを徹底しています。年齢や立場に関係なく、誠実さが伝わるからです。
ちなみに私は、会社のスタッフ、マリアップ会員さん、協力会社さんなど、話すときはすべて敬語を使って、 ( 苗字 + さん付け ) で呼びます。もちろんお相手の年齢も関係ありません。
この記事の読者さんは、タメ語で大きなリスクを取るのではなく、敬語でフレンドリーな会話も出来る「さわやか男子」を目指してください。
きれいな言葉づかいを心掛ける
婚活中は敬語はもちろんですが、きれいな言葉を使いましょう。
婚活に限らず、汚い言葉を使うと運気が下がると言われています。
私自身もそれを聞いて言葉には気を付けるようになり、一人でいるときもなるべく汚い言葉は使わないようにしています。
例として、こんな言い換えを意識してみてください。
例)
| NGワード | 言い換え例 |
|---|
| ちきしょ〜 | ざんね〜ん |
| うぜ〜な | まいったな〜 |
| お前 | 名前で呼ぶ |
| あいつ | あの人 |
| 知らねーよ | ちょっと分からないです |
| おばさん | お姉さん |
言葉はあなたの人柄を映す鏡です。
きれいな言葉を選ぶ人ほど、運もご縁も自然と味方します。
言葉づかいとフィジカルな距離
言葉づかいを変えるタイミングは、「正式なお付き合いが始まってから」が自然です。
街コンやアプリの場合:彼氏として認められてから
結婚相談所の場合:「真剣交際」に進んでから
「言葉使い」や「呼び方」がフレンドリーになるにつれ、フィジカルな距離も縮められているか意識して下さい。
お相手が心身ともにあなたを受け入れる準備ができた段階だからです。
逆にこの時期いたっても何の進展もない場合は、関係が停滞しているサインかもしれませんので注意が必要です。
まとめ
- 婚活では「丁寧語+美化語」が基本
- 呼び方は「苗字+さん」からスタート
- 相手から提案があったらタメ語・名前呼びへ
- 敬語でも距離は十分縮められる
- きれいな言葉づかいを習慣に
- 呼び方を変えるのは「交際確定」してから
「言葉づかい」や「呼び方」は人間関係の縮図です。
「丁寧なのに親しみやすい」
まずは、そんな “さわやか敬語男子” を目指しましょう!



